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院長ブログ

パー及びポリフルオロアルキル化合物(PFAS)

2021年07月15日

パー及びポリフルオロアルキル化合物(PFAS)をご存じですか?

皆さんはPFASって言葉をお聞きになったことはありますか?

マクドナルドが2025年までにPFASを全ての包装や容器から全廃すると発表したり、アマゾンもアマゾン・キッチンの包装・容器からの使用禁止を表明するなど昨年から今年にかけて少しずつ耳にする機会が多くなってきました。

(以下引用)

PFASは、英語で「Forever Chemicals(永久に残る化学物質)」とも呼ばれ、自然界や体内で分解されにくく、一度生成されると蓄積されやすい。
その理由は、PFASを構成する炭素とフッ素の結合が、有機化学で作りだせる結合の中で最も強力なものの一つであることに由来している。

但し、実際に永久に残るわけではなく、半減期が常用されている化学物質の中では4.5年と非常に長いため、この名前が付いている。 (中略)
しかし、ハーバード大学公衆衛生大学院のジョセフ・アレン准教授が2018年に警鐘を鳴らすために「Forever Chemicals」の言葉を用いたことで一気に広まった。
同准教授は、「Forever Chemicals」の頭文字略称「FC」が、「フッ素(F)-炭素(C)結合」と一致することからも「Forever Chemicals」のネーミングを持ち出した。

(引用終わり)

「Forever Chemicals(永久に残る化学物質)」とも呼ばれるのですね。

私事ですが、今年の採血検査で潜在性亜鉛欠乏症が判明した私は亜鉛サプリを飲み始めて数ヶ月たったところで再度採血を行ったところ、ほとんど上昇していませんでした。
先日知人の内科の先生に相談したところ、ミネラルの吸収は個体差が大きく水溶性ビタミンのように量を増やせばよいだけではないとのアドバイスとともに、食品添加物であるリン酸塩に配慮をとの忠告を頂いた。
吸収が阻害されるそう。それに配慮しながらも腸を整えることを継続しつつ、倍量内服して再検査をするように指示されたところでした。

食品添加物、確かに問題かもしれないが、なかなか避けられないよな、と思っていた矢先に下記の記事を目にしたのでした。

私は皮膚科医なので、下記のように化粧品の配合にも配慮しなきゃいけないのですね。
年を重ね、あちこちにガタが来始めた私には響く内容でした。
やはり健康で長生きして、この世を楽しみたいですよね。

背後から、「PCの前に座ってないで、食べたら動け、体重を落とせ、そしてアルコール止めろ、それがあんたの脂肪肝治すには一番じゃ」との嫁か母親の声が聞こえるような気がするのは気のせいかしら?

参照:

化学物質PFASとは何か?

https://sustainablejapan.jp/2021/01/17/pfas/58068

食品安全情報(化学物質)No. 24/ 2020(2020. 11. 25)別添

国立医薬品食品衛生研究所 安全情報部

http://www.nihs.go.jp/dsi/food-info/foodinfonews/2020/foodinfo202024ca.pdf

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多くの化粧品には有害物質が含まれている

提供元:HealthDay News

公開日:2021/07/12

メイクは自信の源となる一方で、健康に有害となる可能性もあるようだ。
米国やカナダで販売されている化粧品の多くには、有機フッ素化合物のPFAS(パーフルオロアルキル化合物およびポリフルオロアルキル化合物)が高濃度に含まれており、深刻な健康問題を引き起こす可能性のあることが、新たな研究で明らかにされた。
米Green Science Policy InstituteのTomas Bruton氏らによるこの研究結果は、「Environmental Science and Technology Letters」に6月15日掲載された。

PFASは、4,700種類以上の化合物を包含する化学物質の総称である。
熱や水に強く、壊れにくいというその性質を利用して、PFASは1950年代頃より、汚れをはじく衣類や焦げ付き防止の調理器具、ワックス、塗料、洗剤など、日用品から工業製品まで幅広く利用されている。
化粧品では、耐久性を高めるとともに伸びを良くするためにPFASが使われている。

しかし、PFASは「永遠に残る化学物質」とも呼ばれるように、分解されにくいため、環境中や生体内に蓄積されやすい。
過去の研究では、数種のPFASには毒性があり、腎臓がんや精巣がん、高血圧、甲状腺疾患、子どもの低出生時体重や免疫毒性と関連することが報告されている。

Bruton氏らは今回、米国とカナダで市販されている231種類の化粧品を対象に、各製品の総フッ素量をPIGE法(粒子線励起ガンマ線放出法)により調べた。
総フッ素量は製品にどれだけPFASが使われているかの指標となる。
化粧品は、リップ製品、ファンデーション、マスカラ、その他のアイメイク製品、コンシーラーなど8カテゴリーに分類された。

その結果、231製品のうちの半数以上(52%)に高濃度のフッ素が含まれていることが明らかになった。
その割合が最も高かったのはファンデーション(63%)で、その他のアイメイク製品(58%)、リップ製品(55%、リキッドリップに限ると62%)、マスカラ(47%、ウォータープルーフ・マスカラに限ると82%)がそれに続いた。
特に、“ロングラスティング”や“擦れに強い”などの宣伝文句で販売されている、ウォータープルーフ・マスカラやリキッドリップ、ファンデーションには高濃度のフッ素が含まれていた。

次に、フッ素濃度の高い20種類を含む29種類の化粧品を対象に、より詳しい分析を行ってPFASの同定と定量を行った。
その結果、いずれの製品にも4〜13種類のPFASが含まれていることが判明した。

しかし、製品ラベルに成分としてPFASを記載していたのは1製品のみであった。Bruton氏はこの結果について、「たとえ消費者がラベルを念入りに調べて有害な化学物質を避けようとしても、ほとんどの製品のラベルには、それについて記載されていないということだ」と話す。
それでも同氏は、少なくともPFAS含有に関する表示のある製品を避けることはできるのだから、ラベル表示を確認すべきだとアドバイスしている。

Bruton氏は、「政府が化粧品の成分をより厳格に規制することが重要だ。
それと同時に化粧品業界も、このクラスの化学物質の使用をやめる取り組みに着手するべきだ」と述べている。
なお、米国で化粧品の安全性とラベル付けに関する法律が出されたのは、1938年と1967年にまで遡る。

[2021年6月15日/HealthDayNews]Copyright (c) 2021 HealthDay. All rights reserved.利用規定はこちら

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ミルディス皮フ科 村上 義之