ピコトーニング

ピコトーニングとは、弱い照射力で顔全体に照射し、メラノサイトの色素生産を抑制します。
ピコトーニングはメラニン細胞の色素生産を低下させるため、顔全体の色調を明るくする作用があります。
ミルディス皮フ科で使用するピコレーザーのエンライトンSRスペックは、波長532/1064nm、パルス幅750psecとなっていますが、この750psecというパルス幅がピコ秒レーザーに特有の衝撃波による光音響作用と従来のQスイッチレーザーにみられる光熱作用が程よく組み合わさることで、色素性病変に対してできるだけ周囲組織へのダメージを減少しつつ、ターゲットであるメラニンのみを細かく破壊することを実現しています。
1064nm波長の光を低出力でお顔全体に照射します。
選択的なメラニンの破壊によるトーンアップ効果と、衝撃波による真皮上層の組織損傷の創傷治癒効果によるリジュビネーション効果を併せ持っていますが、メインの効果は色調改善です。スポット照射に比べると低出力なので、基本うすいしみが適応となります。

こんな効果が期待できます

・肝斑・くすみ・炎症後色素沈着

同意書はこちら

この施術をお受けいただけない方

炎症のある皮膚
重度の心疾患をお持ちの方
糖尿病など創傷治癒に問題のある方
妊婦　
皮疹やヘルペス発疹のある方
日焼けしている方
照射部位に除去希望以外のアートメイクや刺青がある方
リウマチなどで金製剤（シオゾール、グレリース、リザスト、リドーラなど）を一度でも使用した事がある方
照射部位に金の糸が入っている方

ピコトーニングの施術の流れ

ピコトーニングの所要時間、施術間隔や施術の流れは下記のとおりです。

所要時間	要確認
施術間隔	3～4週間毎に5～6回照射を繰り返すのが効果的です。
アフターケア	施術後はすぐに洗顔お化粧が出来ます。施術後はしっかり保湿して下さい。日中は必ず日焼け止めを使用して紫外線を防止し、皮膚をこすらない様に（特に洗顔時や化粧時など）ご注意下さい。

施術の痛みやダウンタイムについて

◆痛み◆

パチパチとゴムではじかれたような痛みや熱さを感じることがあります。

◆ダウンタイム◆

術直後に赤み・熱感・皮内出血・点状出血などが出現することがありますが、一過性の症状で数日～10日程度で自然に治まることがほとんどです。治まらない場合や何か異常を感じましたら早めにご来院下さい。
当日から洗顔・お化粧は可能です。

◆合併症◆

起こりうる合併症として、熱傷・水泡形成・色素沈着・ニキビ・毛包炎などがあり、起こった際は保険での診察、外用処方とさせていただきます、ご了承ください。

◆アフターケア◆

施術後はすぐに洗顔お化粧が出来ます。施術後はしっかり保湿して下さい。日中は必ず日焼け止めを使用して紫外線を防止し、皮膚をこすらない様に（特に洗顔時や化粧時など）ご注意下さい。

肝斑治療をされている方へ

まれに肝斑が増悪することがあります、増悪した場合は施術を中止し内服治療や外用治療へご案内させていただきます。
施術当日から美白剤（レチノイン酸・ハイドロキノン）の外用が可能です。
赤み・熱感などの症状が残っている場合は、様子を見ながら外用を再開して下さい。
保険治療で、肝斑に対しての内服治療（ビタミンC・トラネキサム酸）も行なっております。

【留意事項】

効果には個人差があります。トーニング治療だけで肝斑が改善するというものではありません。
色素の色味によって施術範囲の変動があります。範囲の決定はスタッフに一任ください。

ピコトーニングの料金

通常価格

※初診料￥3,300、再診料￥1,100が別途掛かります。

ピコトーニング　全顔/1回	11,000円（税込12,100円）
ピコフラクショナル　全顔/1回	25,000円（税込27,500円）
ピコフラクショナル　両頬/1回	22,000円（税込24,200円）
ピコフラクショナル　鼻（5×5㎝）	10,000円（税込11,000円）