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院長ブログ

CHOとして考えたこと

2021年09月17日

今回は、当院で働く看護師スタッフの取り組みに
ついて紹介します。
当院では、患者様の幸せはもちろん、一緒に働く
全てのスタッフの幸せについても常に考えていきます!

【略歴】
看護師、助産師の資格を取り、大学病院で勤務後、
大学教員として看護師・助産師の育成と研究に携わる。

鹿児島子どもの児童虐待研究会に所属し、「子ども達が
幸せに生きること」に注目するようになり、県下の小中
高校生の「いのちの教育」を担当し、いのちの大切さ、
いじめ問題、自尊感情、性被害・性加害、ジェンダー等
についての講演や指導者育成を行ってきた。

現在はミルディス皮フ科で働く傍らで、高齢者の傾聴や
ハンドマッサージ等、ボランティアとしての活動も
行っている。

ハロードリーム「笑顔のコーチング」:千葉県幹事
~なごやかで活気ある職場にしよう~
という笑顔のコーチング開催履歴あり

~CHOとして考えていること~

「CHO」とは、チーフ・ハピネス・オフィサーの略です。

企業において、従業員の「幸福」をマネジメントする
専門の役職をいいます。
従業員の幸福度に着目してその向上や改善をはかる
ことで自社の成長に貢献するのがCHOの役割です。

20年以上も前から、職員一人一人が大切にされ、
職場に来ることが楽しいと思って働くことができたら、
個人の人生も充実し、仕事の生産性も大きくアップする
のではないかと考えてきました。

「いのちの教育」講演で多くの学校の子どもたちの前で
私が何度も繰り返し伝えてきたことは「みんなは
幸せになるために生まれてきたんだよ」という
言葉でした。

そんな私にとって、このような役割を仰せ
つかったことは、とても嬉しいことでした。

なかなか職員が定着しない職場では、職場
全体のスキルアップは難しいことが明白です。
そういう意味でも、職員に長く気持ちよく働き
続けてもらうことは、職場自体の大きな財産で
あるとも考えます。

「仕事」は、個人にとって様々な意味を持ちます。
単なるお金を稼ぐための手段だと思っている人も
いますし、キャリアや経験を積むことを楽しく
感じている人もいます。

いかなる人にとっても、職場での人間関係や
労働環境が劣悪であると、それが大きなストレス
となり、個人がせっかく持っている力を発揮する
ことが難しくなります。

人生の中で、いろいろな時期もあるでしょう。
辛いとき、苦しいときも、仕事を辞めるという
選択肢ではなく、「自分を理解してくれる仲間が
いるから仕事を続けられる」と感じてほしいと
思います。

せっかちな人、マイペースな人、気難しい人、
楽観的な人…いろんな人がいるからこそ、特に
医療職においては、様々な人のニーズに対応
できる体制ができるのだと経験上私はそう
感じています。

過去にいろいろな職場で働いてきた経験から
、職員の無駄なストレスをできる限り無くすこと、
相談できる人がいること、個人の夢や目標を皆が
応援し合い、それぞれの特性を認め合い受け入れ
合いながら働くことができたら、仕事において
個々の良いところを発揮することが可能となり、
また働くことが少しでも楽しいと感じることが
できるのではないかといつも考えていました。

私は今の職場の人たちが大好きです。皆にいつも
笑顔でいてほしい、幸せであってほしいと思って
います。

職場においては、個人がただの一つの歯車では無く、
一人一人が尊重されるべきだと考えています。
一人一人がみな、「誰かの大切な人」であり、
一生懸命に生きているからです。

自分の人生が幸せであると感じてもらえるように、
また個々の思いを互いに大切に考えることのできる
仲間と共働することの楽しさを感じてもらえるよう、
これからも一人一人の職員と丁寧に面接や相談を
重ねていきたいと思っています。

まだまだCHOの活動は始まったばかりであり、
私自身も勉強しながらの手探りですが、個々の
笑顔に出会えるたびに、確かなやりがいを
感じています。

職員一人一人を、その背景も含めて大切にし、
個々の「幸せ」に着目してそれぞれの人生を互いに
応援していけるような素敵な職場を目指したいと
考えています。

ミルディス皮フ科