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院長ブログ

HIFU:ウルトラフォーマーⅢ

2021年07月15日

ULTRAFORMER3(ウルトラフォーマー3):高密度焦点式超音波
(HIFU:High Intensity Focused Ultrasound)、HIFU(ハイフ)

HIFU(ハイフ)とは高密度焦点式超音波療法
High Intensity Focused Ultrasoundの頭文字を取ったものです。

HIFU(ハイフ)では皮膚表面のカートリッジから照射された超音波が、皮膚表面にダメージを与えることなく皮下の真皮や筋膜上の1点で集束され、瞬間的に65~75℃の高温に温めて熱凝固ゾーンを形成します。

熱凝固した真皮や皮下組織はいったんは壊れますが、創傷治癒メカニズムで新しいコラーゲンに富んだ組織となり皮下組織を新しい細胞で次第に再構築されてゆきます。

HIFU(ハイフ)による熱凝固はたるんだ筋膜・SMASを収縮させて深部からのリフトアップを可能にします。

ウルトラフォーマー3では、皮膚に接触するカートリッジを自在に変えることで焦点の深さを1.5mm、2.0mm、3.0mm、4.5mm、6.0mmと目的、皮膚の厚み、部位によって最適な深さを治療することができます。

他の機器と熱の深達度を比較すると、IPLではごく表層に限定されますし、通常の照射では炭酸ガスレーザー、フラクショナルRF
マイクロニードルRFなども真皮表層から中層くらいまでですし近赤外線や高周波RFでも真皮中層から下層くらいまでに限局されますが、一方のHIFUでは4.5mmなどを使用すれば顔面ではSMASにまで到達させることが可能です。この深さが最大のポイントです。

高密度焦点式超音波治療法 HIFU (ハイフ) の特徴
・ 皮膚表面や他の組織に傷を付けず,レーザーやラジオ波より内部の組織へ到達。 
・ トランスデューサーから高エネルギーの超音波を発生させ、体内の一点に集める。
・ その点に集束された部分だけが高温になり、65~75°凝固ゾーンが形成。
・ 他の組織にはダメージが無い。

熱ダーメジを受けたターゲット部位から創傷治癒(Wound Healing)作用が始まります。
順に、凝固炎症期 → 増殖期 → 組織再構築期 → 成熟期 と進んでゆきます。

創傷治癒(Wound Healing)過程によってコラーゲンは分解・合成を繰り返して組織の再構築に至ります。

HIFU(ハイフ)の原理

皮膚表面のカートリッジから出た超音波は設定された深さで
皮下に高温の焦点をつくります。

HIFUで治療可能な部位

●リフトアップ・タイトニング

●目元周辺、額、口元周囲のシワの改善

●ほうれい線の軽減

●首周りのシワの軽減

●肌質の改善 HIFU(ハイフ)シャワー

●二重顎、頸部のだぶつきの改善(脂肪除去)

リフトアップ

SMAS(スマス)とは顔面皮下の各種の表情筋、筋膜腱膜を含んだ一連の膜様組織のことをいいます。

SMAS(スマス)は顔面の骨の骨膜や深部の筋膜からでる深部リガメント(靭帯)支えられてますが、加齢により深部リガメント(靭帯)がゆるみ、重力により皮膚がたるんで歳を取った顔になっていきます。

顔面の整形ではこのSMAS(スマス)を手術します。

従来のレーザーや超音波治療器では真皮までが限界で、筋膜やSMAS(スマス)にまでは及びませんでした。

HIFU(ハイフ)では筋膜やSMAS(スマス)に焦点を定めることが可能となり、皮膚の深部からフェースアップタイトニングをおこなうことが可能になっています。

HIFU(ハイフ)の技術で手術をおこなわなくてもSMAS(スマス)を引きあげ、顔のタイトアップが可能となりました。

HIFU(ハイフ)でのSMAS治療のイメージ図:SMASのみを選択して熱凝固点をつくりSMASを引き上げます。

フラクショナルレーザーが皮膚表層の表面積を減らすことでリフトアップの効果があるのに比べて、HIFU(ハイフ)は皮膚の深部からのリフトアップ効果を発揮します。

HIFU(ハイフ)ではカートリッジで設定された深さで皮下に高温の焦点をつくり、ピンポイントで熱凝固をつくります。
4.5mmカートリッジは筋膜・SMAS(スマス)のみに熱凝固点をつくります。 
3.0mmカートリッジは真皮深層に、1.5mmカートリッジは真皮上層に熱凝固をつくります。

3つのカートリッジを使用して真皮上~深層と筋膜・SMAS(スマス)を治療することで、皮膚全層からのリフトアップが可能となります。

****3~4ヶ月に1回の施術が推奨されています****

一方で、フラクショナル炭酸ガスレーザーやフラクショナルRFマイクロニードルRFなどと比較すると、表皮の「新しい皮膚との入れ替え」
はできないので、肌質の改善、毛穴の開きの改善はやや不得意といえます。

HIFU(ハイフ)では、皮下のある一定の深さに限局してスポットで熱凝固を起こします。皮膚表面(表皮)には変化がありません。
各カートリッジで、その深さが異なります。

皮膚の薄い目の周り用のカートリッジも用意(2mmカートリッジ)

ハイフ(HIFU)シャワー

1.5mmカートリッジで顔全体をハイフシャワー

  • 透明感・ハリ・毛穴・美白
  • 肌の新陳代謝や血液循環の活性化
  • 健康な皮膚へ導く
  • 肌の調子を整えて輝いた美肌へ

施術後に皮膚表面のハリ感がわかりやすいので、人気のメニューです。
1ヶ月に1回程度の施術が推奨されています。

脂肪の厚さに合わせ、ボディ用のカートリッジが3種類(当院では6mmだけのご用意)

6mmカートリッジ

顎周りの部位、二の腕や膝上などボディの比較的脂肪の薄い部位

HIFUエネルギーで表面や他組織にダメージ無しで脂肪だけを溶解

照射だけでの変化 ①
Treated Area:ターゲット層の脂肪だけ溶出しています。

 

Non-treated Area 未治療部では変化ありません。

最後に、下記のような報告がなされています。

エステサロン等でのHIFU機器による施術でトラブル発生! -熱傷や神経損傷を生じた事例も-

平成29年3月2日 独立行政法人国民生活センター

http://www.kokusen.go.jp/pdf/n-20170302_1.pdf

エステティシャン等が HIFU 機器を用いて皮下組織に直接熱作用を加え、危害を及ぼすような美容施術を行うことは、医師法に
抵触するおそれがあります。ご注意ください。

共通のリスクと施術後の注意点

施術後のリスク、合併症を最小限にするため、以下の注意事項をお守りください。
・当日からシャワーは可能ですが、温泉、サウナ、飲酒や激しい運動などを控えて下さい。
・当日より洗顔は可能ですが、強くこすったりはしないでください。クレンジングやこすり洗いを必要とする激しいメイクはお肌が落ち着 くまで数日間控えて下さい。

・過度な日焼けは避けて頂き、外出の際には紫外線、可視光線近赤外線を遮断できる日焼け止め、紫外線、近赤外線を遮断できるメガネをご使用ください。

・腫れ、皮膚のかさつき、肌荒れ、内出血が一時的に出ることがあり施術直後は理想の状態でないことがあります。

・目的とする効果を維持するために定期的な追加治療を必要とします。



医療法人社団 精華会
ミルディス皮フ科 村上 義之