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院長ブログ

美容治療の考え方(私見)6:どのような年の重ね方をするのか

2021年08月17日

ここからが一番の本題です。

自分自身への命題でもあります!
きっと皆さんにも共通する命題だと思うのです。

人それぞれ違ってよいのです。
でも、なりたいという明確な強い意志とイメージを
持っていたいですよね。
きっと、その方が願いは叶うのだと思っています。

まず1番目はメグ・ライアンです。
1961年生まれで私より3才年上の同年代です。
「恋人達の予感」も1989年の映画。
「ユーガッタ メール」は1988年の映画でした。
果たして今はどんな感じになられているのでしょうか?

次は、シャロン・ストーン。
彼女は1958年生まれです。

「氷の微笑」は1992年の公開映画で
シャロン・ストーン34才頃でしょうか?
男の子3人を養子にしているそうですね。

次はブリジット・バルドーです。
ベベは1934年生まれの86才(2021.7)です。

深く刻まれたシワやタルミはあっても
イボや目立つシミは見当たりません。
最低限の手入れ(目立つシミやイボの治療)は行なうが
それ以上のシワ治療などは自身の意志を持 って
行なわないで自然体を通しているのだと思います。

メリル・ストリープや、オードリー・ヘプバーン (満 63 歳没)
キャロライン・ケネディ駐日大使の顔には
年齢にみあうシワが見られ、「自然」とも評されます。

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1973年に39歳の若さで女優を引退してからは動物愛護活動に専念し、
現在も彼女は動物たちの命の尊厳を訴え続けている。
「私は動物に裏切られたことはありません。
いつも救われてきました。

だから、私は動物たちが大切に扱われる世界でしか
生きたくないのです。
彼らを守ることが、私が生きる意味なのです」
’86年にはパリを拠点に動物愛護団体
ブリジット・バルドー財団」を創設し
現在も幅広く活躍とのこと。

https://www.vogue.co.jp/change/article/innovative-senior-bridget-bardot

’86年にはパリを拠点に動物愛護団体である
「ブリジッド・バルドー財団」を設立して現在も
活躍されているとのこと。
生き方がかっこいいですよね。

ジェーン・バーキンは1946年生まれの御年74才(2021.7)
因みに私の大好きなCDは、日本限定発売の
1997 – The Best Of(ベスト・オブ・ジェーン・バーキン)です。

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2011年、日本の東日本大震災の発生を受けて、ジェーンは
4月6日という早い段階で来日・震災支援のチャリティー
コンサートを行う。
「ジェーン・バーキン震災復興支援コンサート
Together for Japan」
と銘うたれ、多数の日本の芸能人・
アーティストとともに詩の朗読や代表曲「無造作紳士」など
の披露を行った。
また、日本に対して暖かい慰問と激励の言葉を伝えた。
コンサートの模様はUstreamでも生配信され、多数の視聴が
行われた。
また、コンサート当日は直前まで渋谷の街頭で募金活動を行った。

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これまたかっこよくないですか?

シンディ・ローパーは1953年生まれの68才(2021.7)です。
「タイム・アフター・タイム」「トゥルー・カラーズ」など

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2011年3月11日に起きた日本における東日本大震災の直後、
日本でのコンサートツアーのために来日。
(彼女の乗った飛行機は地震による閉鎖のため成田空港に
降りられず、米軍横田基地に着陸した)

他の海外ミュージシャンが日本での公演を中止して
帰国ないし、来日をキャンセルし、レコード会社からも
帰国するように勧められていた中、2011年3月16日から、
予定通りコンサートを行った。
更に会場でチャリティのための募金を呼び掛け、
コンサートをチャリティイベントにした。

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2011年3月4日アルゼンチンのブエノス・アイレス空港で、
フライト遅延や欠航が続出し、空港側に抗議が殺到する中、
たまたまその場にいたシンディはその状況をみかね、
いきなり空港のアナウンスのマイクをひっつかみ、
「Girls Just Wanna Have Fun」を歌い出した。

突然の空港ライヴにその場の乗客や乗務員も大喜び、
みんなと大合唱となり、みんなの表情は一変して歓喜の
笑顔になり乗客たちの怒りを収め楽しませた。
続いて「True Colors」もアカペラで歌っている。

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すごいですね。じーんときちゃいます。
「大切なのは、中身だぞ」と思い知らされます。
本当にパワフルな方で、「永遠のガール」という呼称が
似合うすてきな方ですよね。

誰もがご存じのオードリーです。
今でも多くの方にその美しさと生き方を支持
されているのではないでしょうか?

引退後は、当時内戦が続いていたソマリヤや
スーダンを訪問したり、ユニセフ親善大使として
活動していましたよね。

スライドには彼女の有名な言葉をスライドには
引用しています。

さて、私ならどうなるでしょう?

①確かに私の腹には脂肪が増えました。
でも私は脂肪の分だけ優しさを知りました。
②確かに私の頭の髪の毛は減りました。
私はその髪の毛の分だけ優しさを知りました。
などなど夢想は広がります。

皆さんも自身にあてはめて見て下さい。
しばらく楽しめます。

ご興味がある方は、一度検索してみて下さい。
沢山の画像が出てくると思います。

このスライドのような美しい女性だけではなく、
明らかにバランスが崩れた、あるいは不自然な
容貌に感じられる画像まで出てきます。

ショービジネスに身を置く方々は別として、
我々一般人は、全体とのバランスも考えて、
そこそこの若返りが似 合っていると思うのですが
皆さんはどう思われますか?

日本には「過ぎたるは猶及ばざるが如し」ということわざがあります。
何事も「中庸」が大切なのかも知れませんね。

前額へのボトックスの「効かせすぎ」が不自然さを
出してしまっています。
女優だからこそ、不自然さが指摘されるのでしょうね。

今はどちらかというとマイルドな効かせ方が好まれる
傾向にあるようです。
15 年くらい前はまだ日本でもバッチリ効かせたい人が
多かったように思います。

前額や眉間、目尻にしても強い表情をした時には幾分でも
表情ジワがでる方が自然ですし、何気ない表情をするくらい
ではシワ形成が抑制されていれば十分に予防効果を
期待できると思 っています。

このあたりも好みによってどちらを支持するのか
分かれるのかも知れません。

2010年のピープルマガジンの記事です。
私などが見ても、きれいな女性がさらに魅力的になった?
いやちょっと怖くなった?くらいにしか思いませんが…

この変化を見せられると、どうも首をかしげたくなります。
23才でこの願望は正直きれいだけど、怖い。

よっぽど施術前の顔に好感を覚えます。
これは、読者も同様の感想だったようです。

最後にご紹介するのは、長年にわたって美容整形を続けた
最も悲劇的なケース。

写真上は、ニューヨークのソーシャライトで、
別名「キャット・ウーマン」として知られる
ジョスリン・ウィルデンスタイン。
彼女が美容整形を始めるきっかけになったのは、
ある日、夫が自宅のベッドルームで、ロシア人モデルと
浮気をしているのを発見して以来と言われるけれど、
以来彼女が美容整形に費やした金額は4億円。

彼女がキャット・ウーマンと呼ばれる理由は、
自ら美容整形医に「猫のような顔にして欲しい」と
リクエストした結果、このような顔になって
しまったためで、彼女がそんな不思議なリクエストを
した理由としては、「夫が猫を好きだから」という説
があるという。

下の写真はそんな彼女の美容整形の歴史であるけれど、
極めて普通だった時代から、どんどん人間とは
判断しにくい容姿になっていく姿は恐怖を感じさせる。

またヘア・スタイルやカラーも、変えているけれど、
それが どんどん不自然で恐ろしくなっていく顔と
相乗効果で、プラスティック・ホラーを演出しています。

しかも、この衝撃的な顔を自身はお気に入りだとのこと。

実は、一番多いのは「目を大きく」見せたいとの要望だそうです。
つけまつげのかぶれ、なども指摘しても改善してくれない方も
おられます。

厚化粧による面疱などもよく目にします。
瞳孔を大きくみせるコンタクトも数多く販売されているようです。

目ジカラがアップする、あるいは瞳孔(黒目)が大きいと相手に
興味があると思われて、好感度がアップするなどの心理効果も
あるようで、どうにも私にはついてゆけませんというのが本音です。

「40歳を過ぎたら自分の顔に責任を持てといわれますが、
40歳を過ぎて老けて見られるとしたら、それは遺伝の
せいではなくあなたの自己責任です」

寿命を決めている要因のなかで、遺伝子が占めるのはわずか
25%しかないと言われています。

寿命を決める残り75%は環境要因ということです。
見た目が老けている人は、実際の寿命も短いということが
報告されています。

「デンマークのクリステンセン教授が、913ペア、1826人の
70歳の双子の写真を撮り、それぞれ何歳に見えるかを
41人の医療関係者らにアンケートした上で追跡調査を
行なった結果、老けて見えるほうが早く亡くなっていたのです」

双子でも、どんな生活を送ってきたかで見た目の年齢に
差が出てくる。
そして、その差はそのまま「あと何年生きられるか」の差に
なってしまうというのである。

つまり、そこから分かるのは
同窓会の“老け組”は早死にし、 “若見え組”は長生きする可能性が
高いという残念すぎる現実だ。

※週刊ポスト2011年7月1日号

左は喫煙+紫外線の強い西海岸居住
右は非喫煙+東海岸居住

環境と日常のケアでどれだけ肌の質が変わるか
これを見るとよくわかる例だと思います。

ほんの数十年前までは日本でも小麦色の肌が
「健康的なイメージ」を持ってもてはやされていました。
私も自分 の部屋にアグネス・ラムのポスターを
貼っていました。(これは別の目的かも知れませんが)

懐かしいですね。
高校時代はおろか、医学部に入学した大学生時代も
日焼けに対して全くの無防備のままで友人達も無頓 着でした。

今でこそ、紫外線によるシミや発癌についての認識が
世間一般にもある程度の広がりを見せています が、
その当時はとてもとてもそのような常識は
ありませんでした。

そんな私が紫外線による皮膚の変化に気づかされて
驚かされたことがあります。

医師になって顔の皮膚にもメスを入れるように
なってからの事ですが、同じメスを使用しても
若年者と高齢者 (特に屋外での仕事に従事する男性)では
明らかに刃先で皮膚が切れる時の手に伝わる感触が
異なるのです。

先輩医師の言葉通り、高齢者の日光によくあたる部位の
皮膚では柔軟性がなく、同じ方でも二の腕の内側や
太もも などではもっと柔らかい皮膚をしていることに
今更のように気づかされたことがありました。

イメージでは日光にあたって柔軟性がなくなった
下敷きを思い出してください。
曲げるとしなることなくパリっと割れましたよね。

あの感覚に近いのかも知れません。
皆さん、自身もお子様にも今すぐ紫外線防御を
徹底させましょう。
特に紫外線の影響は子供の頃からの蓄積が結果として
成人期以降に現れてくるのですから。

それくらい皮膚科の立場からすると紫外線は皮膚老化の
一番重要な因子なのです。
でも果たして紫外線は悪いことばかりなのか?

皮膚科でも乾癬やアトピー性皮膚炎などの治療にも
用いていますし、皆さんご存じのように紫外線が
皮膚に当たることによってビタミンDが産生されます。

ところが、今や日本人の大半がビタミンD不足に
陥っているとのこと。

その理由は紫外線防御によるとことが大きいと
されているのですから、そうした意味では皮膚科医が
ビタミンD不足を煽っているとも言えます。

ではどうする?
サプリメントで摂りましょう!
この話はまた後日したいと思います。

この写真を見たことがある方も多いのではないでしょうか?
これもメインテナンスの重要性がよくわかるスライドです。

「継続は力なり」などの言葉が浮かんできます。
B子さんが継続すればするほど、以後差はますます
拡大するでしょう。

これはシワに限りません。
シミも同様で、残念ながら一度治療で薄くなった
シミも再燃してきますし、その時点で予備軍に過ぎなかった
非常に薄いシミが少しずつ濃くなって次第に目立つように
なってきてしまうのが実情です。

少しでもよい状態を維持するために、メインテナンス治療が
大切なのです。

デボラ・ミッチェルのセレブリティ・クライアントは、
ロイヤル・ファミリーだけでなく、
グウィネス・パルトロー、ヴィクトリア・ベッカムなど
錚々たる顔ぶれだといいます。

ボトックスのようなピンと張った不自然さ、フィラーを
注入した膨れたような肌の張りではなく、ナチュラルな
肌の弾力と張り、血色の良さが甦って、シワが減っている
のがカミラ夫人。

それもそのはずで、夫人が愛用する
”へヴン・バイ・デボラ・ミッチェル”のブラック・ラベルは、
1オンス(28.35グラム)当たり、27,000英国ポンド
(日本円にして約368万円)という超高級品のビー・ヴェノン
(蜂の毒)を用いたもの。

「メインテナンスの重要性」
という意味では非常に説得力がありますし、さらにはボトックスや
フィラーを使わ ないでの改善やナチュラルさを考えれば
もちろんすばらしいのですが、いかんせん施術費用が庶民的
ではありません。

庶民的でないどころか、ごく限られた一部の人しか対象
になりません。
少なくとも継続しての治療が受けられません。
かかる費用も含めて自身にあったメインテナンス方法を
考える必要がありますね。

もちろん人によってはご自身の「Successful aging」に
美容医療が不要な方もおられると思いますが、
逆に「目立つシミ」が治療によって化粧で隠れるくらい
になって、自身により自信が持てるようになったと
言われる方もおられます。

美容医療は所詮「自己満足」の領域を出ないかも
知れませんが、当院がそのお手伝いをすることによって
その方 が自身に対して自信を持てる、あるいは元気に
なれるなら十分に意味あることだと考えています。

当院が一般皮膚科診療や美容医療を通して皆さんの
「Successful aging」のお役に立てれば幸いです。

以前やよく使用していた講演時の最後の締めのスライドです。
今や「プルさん:♂ブリンドル」「サガンくん:♀クリーム」
2匹ともにいなくなってしまいました。
2匹共に12歳の壁を越えられませんでした。

脳腫瘍と副腎発症の血管肉腫(心臓転移)。
病気ではなく、せめて老衰で…

「また、会おうの」
最後までおつきあい下さいまして
ありがとうございました。

(参照・引用)
*本文に引用を記載したものは一部省略されています。

「スキン エイジング アトラス」 第2巻 アジア系編
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