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院長ブログ

セラピューティックプログラムを私も体験しました!

2021年08月19日

開始日:2020/10.26~

私もオバジのゼオスキンシリーズの当院への導入を期に、患者さん達と一緒にセラピューティック・プログラムを体験しました。
肌診断機であるレビュー撮影も不定期ですが撮影していましたので、あわせてご紹介します。

セラピューティックでは、短いと3ヶ月、長いと5ヶ月となる結構長期間のプログラムとなっています。この期間は中心となる製品であるミラミン、ミラミックス、トレチノインの容量と使用量によって調整されることとなります。

ミラミンは1日2回の全顔への外用で、1本で約2.5ヶ月持つ容量です。
ミラミックスは1日1回夜に全顔に、トレチノインと混ぜて使用しますが、約5ヶ月持つ容量です。

当院のトレチノインは0.025%、0.05%、0.1%ともに1本20gで、使用量は個人差が大きいのですが、平均すると1日1回夜にミラミックスと混ぜての使用で約1.5ヶ月持つ目安です。

最短となる3ヶ月のコースでは、ミラミン1本を2.5ヶ月で終了後はミラミックスをミラミンのかわりに1日2回使用します。
そのため約3ヶ月程度となります。トレチノインは2本程度の使用です。トレチノインとミラミックスの残量をみてミラミックスの外用を夜1回などと調整可能です。

最長となる5ヶ月のコースではミラミンを2本使用して5ヶ月となります。トレチノインの使用量は約3~4本となります。
私は5ヶ月のコースを選択しました。

少しでもゼオ・セラピューティックを開始される方の参考になればと思い、日記の一部を公開します。特に多くの方が気にされるのが初期の1~2ヶ月の刺激症状ですし、そこを調節して乗り越えることが出来れば後は楽勝という方が大半です。

2ヶ月後移行も顔は全体的に赤くて、口囲などどこかしらが軽度がさついたりはしていますが、許容範囲と感じられる方が多いのではないかと思います。

ゼオスキンヘルス体験日記:20201026

10月26日(月):開始

使用はバランサー、ミラミン、ミラミックス、トレチノイン0.05%

ミラミックス:0.025%トレチノイン=1:1/4~1/3 で開始

ミラミンの白さと一回使用量の多さにびっくり。

白さがなくなるまで塗り広げる。

トレチノイン混合は最初は眼と口周囲は避けて外用

頬骨付近から塗り広げる

いつもの癖で首などに塗り広げないように注意

*数日後から薄く使用開始予定

10月29日(木曜):4日目

赤みが出現

少し皮膚表面にこわばり感あり。

来るな、という予感。

例えるなら、日焼けして痛みが引いた後の、皮が剥け始める直前の感じでしょうか?

私は10年以上トレチノインの使用をしていなかったので、少し昔の経験を思い出しました。

ミラミックス:トレチノイン=1:1/4~1/3 で継続

目分量なので、少なくとも1/2程度までにとどめる。

10月30日(金曜):5日目

赤みが増強

皮膚表面に軽度のざらつきが感じられる

バランサーが少ししみ始める。

11月1日(土):1週間目

横浜院のスタッフからも赤みとがさつきを指摘される。

皮剥けが目でわかる程度となる。

手背に丘疹が出始める。

ミラミンの白さが気になり余りを手背につけていたからかも知れない。

顔は以前からグリコール酸配合の美肌菌ローションを連日、時にもう少し高濃度でピーリングはしていたのでハイドロキノンの副反応としてしられる自覚症状の少ない(痒みなどを伴わない)毛孔非一致の丘疹が手背にだけ出始めたのか?様子を見よう。

11月2日(日)

皮剥けが顕著となってくる。

恐らく、女性だったら化粧乗りが最悪な時期なのだろう。

11月4日(火)

皮剥けのピークが過ぎる。

11月5日(水)

使用量は未だ同じ程度。

皮が剥けた後の皮膚はすべすべ感が感じられる。

部分的に皮剥けは残る

ピーリングをした後のような皮膚表面の触感。

夜からはトレチノインの量を増やしてゆく(1/2を目安)

*以後、少しずつ1:1を目標に増やしてゆく予定

11月6日(金)

ほぼ皮剥けは落ち着いた状態。

もちろんしみたりもしない

赤みも目立たないが、一部左上眼瞼内側などに紅斑あり

また、数日前から何となくまぶたが腫れぼったいような違和感が続いている。

実際に瞼を開ける時に重さや引っかかりを感じる。

眼・口周囲ならびに下顎から頸部上方まではすでにトレチノインも外用(頬などよりは薄めを意識はしている)しているが、明日からはまぶたはしばらく避けることにしよう。

また、外用のためか(あるいは髭剃りも相まって)頸部に2個も圧痛を伴う紅色丘疹が出現。

11月7日(土)

ミラミックス:トレチノイン=1:1/2~3/4 へトレチノインの増量

11月8日(日):2週間目

朝から再度肌がゴワゴワとしたように感じられ始めた。

また、昨夜もまぶたへの外用を避けようと決めていたにも関わらず、勢いで外用してしまったためだろうか、さらにまぶたの浮腫感というような違和感も増加している。

11月9日(月)

2週間が経過

ミラミックス:トレチノイン=1:3/4 へ

まぶたは外用なし

頸部は外用部位の赤みとその下の肌の色の違いがくっきり。

11月10日(火)

ミラミックス:トレチノイン=1:1 へ

再度がさつきがでてきている

11月12日(木)

トレチノインを増量してきていたため、がさつきがさらに顕著となる

手背の丘疹は平坦化してきている。痒みなどの自覚症状は一切なかった。

11月15日(日)

赤みはあるが、少し落ち着く。

がさつきも軽減。

手背の丘疹は触るとかすかに感じられるくらいに軽減。

ミラミックス:トレチノイン=1:1 

*11月16日で3週間経過

11月18日(水):開始3週間目

赤みは軽減するも、残存。

がさつきはほぼ消失。でもバランサーはまだ軽度しみる感じは残っている。

手背の皮疹は消失。

がさつきがなくなり、皮膚表面のツルッとした感じが出てきている。

角質が薄くなってのすべすべ感としっとり感を感じる。

UV撮影でみると少し全体にシミが薄くなり色むらが減少してきたように感じられる。

ミラミックス:トレチノイン=1:1

11月23日(月):丁度4週間経過

頬などの調子はいいが、まぶたへ外用量が少し多いためか、少し腫れぼったい、重い感じがあり。

11月25日(木)

肌の調子は非常によい。

特に手触りがすべすべ。よけいに老人性疣贅、脂腺増殖症などの突起物が気になる。

この治療サイクルが終了すれば、炭酸ガスレーザーで処理しましょう。

11月30日(月):丁度5週間経過

ミラミックス:トレチノイン=1:1でも刺激症状はなし。軽度の赤みは残存。

少しずつトレチノインの量を増量してゆこう。

12月7日(月):6週間経過

先週からミラミックス:トレチノイン=1:1.25~1.5付近に調整。

ひどくはないが、ずっと赤みは継続している。

よくみると、頬の下方などは鱗屑あり。

もうすぐトレチノインがなくなるので、トレチノインは次回からは0.1%を使用予定

12月14日(月):7週間経過

ミラミックス:トレチノイン0.1%=1:1付近に調整

再度赤みが増加しトナーや混合の外用時にしみる。

トレチノインは0.05%で開始して頂きますが、刺激症状への不安が強い方も多いため0.025%を用意しています。
最初はミラミックスとの配合は1:0.25を目安に外用開始して頂きます。

私の症例同様数日後から赤みが出始め、次第にがさつきが出てきます。

そのまま継続していると、赤みが増強してきますし、何か皮むけが来そうな予感です。
スライドのトレチノインの量は間違いでこの時点でミラミックス:トレチノイン=1:0.5となっています。

やはり、予感的中でまたしても皮むけが目立ってきました。
スライドのトレチノインの量は間違いでこの時点ではミラミックス:トレチノイン=1:0.5~0.75です。
続いては、肌診断機レビューでの変化を見てみましょう。

開始時の写真もすでに外用開始10日目ですので、赤みが出ています。終了3.5ヶ月の写真と比べればわかります。
それもあってメラニン色素の変化がわかりにくくなっています。
だからこそ、紫外線撮影が有用です。

この紫外線撮影の写真(私は勝手にブルーマン撮影と呼んでます)を観るのはつらい。
小さな頃からの積み重ねの結果ですから、ごまかしようがない。

私も多少は各種レーザーなどで目立つ物(老人性色素斑や老人性疣贅)は処理しているものの、それでは隠しきれない地肌、素地とでもいうような状態が露わになります。
顔全体のメラニン色素の増加からは普段の紫外線対策が不十分だと想像されます。

それでも3ヶ月経過の時点で肌があかるくなっているのがわかります(特に頬)。
もう一つわかるのは、終了後にメラニン色素の戻りが出てくるということです。

3ヶ月の写真(中央)と終了後3.5ヶ月の写真(右)を比べると差がおわかり頂けるかと思います。

通常撮影でみても、中央の顔の赤みが目立つ時はわかりにくいですが、開始時(左)と終了後3.5ヶ月(右)の写真を比べると、右の方が何となく肌が白く見えませんか?

開始時といっても実際には外用開始後10日の時点ですので、多少の赤みが出ていますのでわかりにくくなってしまっています。

外用治療開始前の写真と比べるとわかりやすいでしょうね。

是非ともゼオ・スキン・プログラムを始められる方は最初の(開始前の)撮影をされることをお勧めします。

特に初めてこのプログラムに取り組まれる方、特に刺激症状が強く出やすいセラピューティックの方は肌診断機(当院ではレビュー)での撮影を開始前と再来時に比較して、肌状態の改善を自分の目で確認することによってつらい刺激症状を乗り越えておられる方も少なくありません。

一度体験してしまえば、最初と最後の撮影の比較で十分だと思います。

お粗末様でした。
実際にセラピューティック・プログラムに取り組まれた方では、多くの方が私よりもはるかに大きな変化が得られています。

特に目立つ肝斑を有しておられる方などは変化がわかりやすいように思われます。

それ以外では、目立つ老人性色素斑(日光性色素斑)に対してレーザー治療を行って、痂皮が脱落した後に施術部位のアフターケアを兼ねてセラピューティック・プログラムに取り組まれた方はほぼ全員に高い満足感が得られていました。

目立つシミがレーザーで処理され、さらにその周辺の予備軍や肝斑が改善して肌全体の色むらが少なくなる上、角質が薄くなってケミカルピーリング後のようなすべすべ感まで得られるので非常に満足感が高いようです。

記憶に残っているのは、70歳台後半でこのプログラムを終了されたときの言葉、「自分史上最高の肌になれました」です。
こうした言葉を聞くと、誰かにまたこのプログラムをお勧めしたくなってしまいますよね。

後日、当院でゼオ・スキンのモニターになっていただけた方々の経過についてご報告したいと思います。
私自身も十分満足です。

次は脂腺増殖症と口唇のFordyce spotsを炭酸ガスレーザー以外で治療できないかと画策し、その企画がスタートしています。
当然ながら私にもたんまりとある症状です。

医療法人社団 精華会
ミルディス皮フ科 村上 義之