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院長ブログ

遺伝子編集技術でトマトからビタミンDを摂取?

2022年07月23日

CRISPR-Cas9システムにより遺伝子を編集
国際医学短信2022年6月4日 (土)配信

東京都足立区北千住ならびに神奈川県横浜市西区
にありますミルディス皮フ科の村上です。

今回は気になるニュースをお届けします。

ビタミンD不足が深刻(英国や米国でも40%近く
が欠乏状態)で、当院で採血された方のほとんどは
欠乏状態でした。

当院でもビタミンDの欠乏ならびにサプリメントでの
補充を呼びかけるようにしていますが、残念ながら
あまり伝わっていないのが現状です。。

また、ぜひ採血をして血中濃度を測定しましょう!
当院でも測定可能です。

ビタミンDの検査料金:¥2,200(税込)

*参照ブログ

私自身、ある程度は日光にきちんと当たるよう
生活を変えました。

そしてサプリメントで5,000単位から10,000単位
を摂取。(夏冬で調節)

そして年に2回くらいはビタミンDの血中濃度を
採血で確認しています。

でも、理想は食事から摂りたいところ。
米国では牛乳にビタミンDは添加されています。

コロナ禍で一番売れたサプリはビタミンDだった
ようですね。

私もビタミンD、C、亜鉛は欠かさず摂取してます!

ぜひ皆さんも測定して自身の栄養素の過不足を把握
しましょう。

必要なら良質なサプリメントで補充する。
そして再評価する。

この繰り返しでもあります。

評価する方法として

鉄、フェリチン、亜鉛、ビタミンDなどの採血とともに
「オリゴスキャン」がおすすめ。

体組織のミネラルと有害金属の蓄積などが非侵襲で
測定できます。

オリゴスキャンの検査料金:¥16,500(税込)

 

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将来、遺伝子を編集して作られたトマトがサーモンに並ぶ
ビタミンDの摂取源となる日が来るかもしれない。

英ジョン・イネス・センター教授のCathie Martin氏らは
遺伝子編集技術によって、ビタミンDの前駆体である
プロビタミンD3を豊富に含んだトマトを作り出した。

この研究成果は、「Nature Plants」に5月23日発表された。

ビタミンDは、植物由来のビタミンD2と動物や卵黄由来
のビタミンD3の総称である。

ビタミンD3は、体内のコレステロール合成経路の中間
代謝産物である7-デヒドロコレステロールが紫外線に
あたってプレビタミンD3となり、さらに体温により
その構造が変化することで生成される。

この研究では、CRISPR-Cas9システムを利用した遺伝子
編集技術によりトマトの遺伝子が操作された。

CRISPR-Cas9システムとは、細菌が持つ外来DNAの排除
に関わる免疫機構のことで、これをゲノム編集ツールに
応用することでゲノム中の任意のDNAの2本鎖を正確に
切断し、遺伝子の機能の改変(破壊)を行えるよう
になった。

Martin氏らはこのシステムを使って、トマトのプロ
ビタミンD3からコレステロールを合成する酵素である
7-デヒドロコレステロール還元酵素をコードする
遺伝子を破壊した。

その結果、実だけでなく葉にもプロビタミンD3が
大量に含まれるトマトができあがった。

その後、このトマトに紫外線を1時間照射したところ、
実1つからマグロ28gあるいは中サイズの鶏卵2個を
摂取した場合と同程度の量のビタミンDが合成される
ことが確認された。

Martin氏は、われわれは、ヴィーガンやベジタリアン
にも適したビタミンDの摂取源となる植物性食品を作り
出した。

元々ビタミンDを含む食品は非常に少なく、
またそうした食品はほとんどが動物性食品だ。
そのため、このことは重要だと話す。

なお、ビタミンDを含有する動物性食品には、
マグロやサーモンなどの脂肪が多い魚や卵黄などがある。

ビタミンDが不足した状態の人は、世界に10億人いると
推定されている。

Martin氏らは、牛乳や植物性ミルク、朝食用シリアルなど
一部の食品にビタミンDが添加されている米国でも、
国民の4人に1人はビタミンD値に問題があると指摘する。

特に高齢者や肌の色が濃い人たちは、日光を浴びても
ビタミンDが合成されにくいため、リスクが高いという。

ビタミンDには、骨を丈夫に保つだけでなく神経や
筋肉の正常な機能にも寄与し、免疫防御を助ける
働きもある。

したがって
「ビタミンDが豊富な食品を積極的に摂取
することは良いことだ」と同氏は話す。

ビタミンDのサプリメントや栄養強化シリアルを
摂取すれば、それで事足りるのではないかと
考える人もいるかもしれない。

この点についてMartin氏は、「サプリメントの
摂取でも問題はないが、植物性食品から摂取する
方がはるかに良い。

なぜなら、トマトから摂取すれば、食物繊維や
ビタミンC、リコピンといったビタミンD以外
の栄養素も摂取できるからだ」との考えを示す。

一方、今回の研究には関与していない
米ジョンズ・ホプキンス大学公衆衛生学大学院の
Amanda Palmer氏は、「われわれが摂取する食品
に含まれる栄養素の向上につながることであれば
どんなことでも有益だと私には思える」と話す。

同氏はMartin氏らの研究について、
「興味深い研究だが、まだ早期の概念実証の
段階にある」と指摘。

例えば、保存や加工の過程でプロビタミンD3
安定した状態を維持できるのか、効率良く体内に
吸収されるのか、実際に摂取した人のビタミンD値
に変化が生じるのか、など多くの疑問点が
残っているとしている。

HealthDay News 2022年5月24日
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