眼・老化・疲労・紫外線から目と脳を守るアスタキサンチン(研究と効果)
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東京都足立区北千住ならびに神奈川県横浜市西区
にありますミルディス皮フ科の村上です。
今回は化粧品成分やサプリメントとしても知られる
「アスタキサンチン」についてです。
先ずはアスタキサンチンについて概略を知りましょう。
おなじみのウィキペディアから引用です。
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(存在)
一部の藻類やオキアミ、エビ、鯛、鮭などに含まれ自然界に広く
分布する。
甲殻類では殻に存在し、それらを餌とするマダイでは体表に
サケ科魚類では筋肉の赤色部分などに見られる。
プランクトン、動物に存在するアスタキサンチンはヘマトコッカス
と呼ばれる藻類に含まれるものが食物連鎖で取り込まれたもので
あり動物が自ら生合成することはない[4]。
このため、アスタキサンチンは植物由来のファイトケミカル
と言える。[5]
生体内では遊離型、モノエステル型、ジエステル型の3形態が
可能であるが、多くは脂肪酸エステル型であり、
血漿リポタンパク質と結合した形で存在する。
甲殻類ではタンパク質(オボルビン、クラスタシアニン)と結合し
カロテノプロテインとして存在している。
タンパク質と結合したアスタキサンチンは黒っぽい青灰色を呈するが
加熱によりタンパク質分子が変性してアスタキサンチンが遊離すると
本来の赤色を呈する。甲殻類を茹でると赤くなるのはこの現象に
由来する。
(生理的役割)
アスタキサンチンは高い抗酸化作用を持ち、紫外線や脂質過酸化反応
から生体を防御する因子として働いていると考えられる。
アスタキサンチンの肌への抗酸化力はβ-カロテンの約10倍、
コエンザイムQ10の約800倍、ビタミンEの約1000倍、
ビタミンCの約6000倍にも達するとされる[6]。
また、アスタキサンチンは光障害から目を保護すると言われている。
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上記の生理的役割の項からもわかるように、化粧品に使用する際には
「一重項酸素消去による抗酸化作用」を目的としています。
以前にもお話しましたように、肌ダメージの最大の要因は紫外線と
されており、紫外線を浴びることで発生した活性酸素によって
細胞や構造がダメージを受けて変化してゆきます。
そのため、肌のアンチエイジングの基本は紫外線対策であるとも
言われるのです。
もちろん基本は紫外線をブロックすることですが、それ以降の
障害を軽減するために活性酸素対策(抗酸化対策)が必要であり
当院の化粧品はこの抗酸化を主眼にもしています。
皮膚の老化については下記のブログ
「美容治療の考え方2:構造変化」
の「皮膚の老化」とは(エイジングの過程を知ろう)
の項を参照下さい。
2006年に富士化学工業によって報告されたアスタキ
サンチンのヒト皮膚シワに対する有効性検証によると
– ヒト使用試験 –
20名の被検者(普通肌6名、乾燥肌7名、混合肌7名)の
目元に0.7mg/gヘマトコッカス藻由来アスタキサンチン
配合クリームを2週間使用してもらい、2週間後に
皮膚写真判定において皮膚計測専門家が評価したところ
20名の平均として以下のグラフのように
アスタキサンチン配合クリームの塗布は、小ジワ、キメの均一性、
たるみのなさなどが使用前より有意(p<0.01)な改善を示した。
このような検証結果が明らかにされており[17]
アスタキサンチンに抗シワ作用が認められています。
では、このようなアスタキサンチンと何を組み合わせて製品に
しましょうか?
こんなことを考えてみました。
しばし私的商品紹介にお付き合いください。
(顧客に与える効用・便益)
乾燥や酸化から肌を守りつつ
あなた本来の肌へ整えます
(新カテゴリー名)
肌再生を助ける赤いクリーム
(意識喚起メッセージ)
守りだけのスキンケアで大丈夫?!
足りないものはないですか?!
(商品コンセプト)
乾燥や紫外線による肌の酸化から
セラミドやアスタキサンチンなどの定番の成分で肌を守りつつ、
パルミチン酸レチノール(抗しわ、細胞賦活)
*当社比200%(ゼオスキンのデイリーPDより高配合)
両親媒性ビタミンC(両親媒性によって肌へ高浸透)
*新規配合
・ナイアシンアミド(保湿・美白・しわ予防)
*新規配合
などの特徴成分を配合した
肌再生を助ける赤いクリームなので、
あなた本来の肌へ整えてくれます。
(商品説明)
- 特徴成分:赤のアスタキサンチン、セラミド、
レチノール、両親媒性ビタミンC誘導体、ナイアシンアミド - ゲルクリームなので「とろり」とした感触で肌に伸ばしやすい
塗り伸ばすと、赤味は肌には残りません。
- 蓋をあけると、そこにはスプーンが付属
こんもり一匙を顔全体になじませてください。
ピュアレチノールではないので皮むけリスクがありません。
首にももちろんお使いいただけます。
(特徴)
- 赤のアスタキサンチン、肌への浸透性を高めた
両親媒性ビタミンC誘導体など抗酸化作用を持つ成分を
配合しているので、紫外線などによる肌の酸化を防ぎます。 - グリセリンなどで保水(モイスチャー)。
- ホホバエステルで皮膚からの水分蒸散を抑えてうるおいを
保ち、皮膚を柔らかくするエモリエント効果が得られます。
保水するモイスチャー効果と水分蒸散を抑えるエモリエント効果
をダブル配合して基本保湿。
- 年齢によって減少するレチノールやセラミドを補います。
・パルミチン酸レチノール:表皮ヒアルロン酸酸性促進による
抗しわ作用、表皮角化細胞増殖促進による細胞賦活作用
・ヒト型セラミド(セラミドAG):バリア機能改善、
水分保持強化による保湿
- 保湿・美白・しわ予防作用を有する医薬部外品成分としても
認可されているナイアシンアミドを配合。
・セラミド合成促進によるバリア機能修復作用
・メラノソーム移送阻害による美白作用
ミルディス皮フ科
村上 義之
参考
眼・老化・疲労・紫外線から目と脳を守るアスタキサンチン
(研究と効果) | ドライアイ対策改善ナビ (xn--cckdb9li8cvit732algmfyvft9c.com)
アスタキサンチンの基本情報・配合目的・安全性 | 化粧品成分オンライン (cosmetic-ingredients.org)
レチノールの基本情報・配合目的・安全性 | 化粧品成分オンライン (cosmetic-ingredients.org)
セラミドAG(セラミド5)とは…成分効果と毒性を解説 | 化粧品成分オンライン (cosmetic-ingredients.org)ナイアシンアミドの基本情報・配合目的・安全性 | 化粧品成分オンライン (cosmetic-ingredients.org)