東京都足立区北千住ならびに神奈川県横浜市西区に
ありますミルディス皮フ科の村上です。
先のブログ読んだ家人から、
「ミネラル不足と有害金属の蓄積がわかって、
あなたはどうしたのか?」
が肝心なのに、その部分があまりにあっさりし
すぎじゃないですかとの意見がありました。
確かに、そうです。
測定して、評価して、改善しなければいけません。
結論から書きますと、ミネラルの欠乏は食事や
食材の改善ならびに効率化の道具としての
サプリの活用。
有害金属の蓄積ならびに排泄障害に関しては
デトックスなどはしておらず、含有食品を出来る
だけ避けようというところにとどまっています。
再度、私の結果を見てみましょう。
オリゴスキャン測定:¥16,500/1回
見事にと言いましょうか、大半のミネラルが不足気味。
かなり不足:ヨウ素
不足:マグネシウム、リン、ケイ素、クロム
但し、亜鉛は既にサプリメントで補充していて
この値です。
家人とも相談した結果
1.継続しやすい方法
2.家族みんなで活用可能あるいは不要な人には
影響を与えない方法を重要視して取り組む
各人に適したサプリメントを使用
共通する食事や食材の改善
私のヨウ素のような個別対応すべきミネラルは
別途で対応。
これを基本的な考え方にして、具体的な方法を
探しました。
皆がミネラル全般が低い傾向にあるので
1.玄米食を適度に取り入れる
2.塩をマグネシウム豊富な沖縄の塩
「ぬちまーす」に変更
*それまで地元愛で「伯方の塩」を使用
3.食事に豆類、肉類を増やす
4.おやつにナッツ類を追加
5.各種お手製のふりかけを活用
*しらす、しらす干し、あおさ、あおのり、
こんぶ系など
6.私だけヨウ素が不足していたので、
私のマルチミネラルのサプリは
ヨウ素含有の海外製。
*日本人はヨウ素過剰になりやすいので
日本製サプリではヨウ素が省かれている。
子供と家人は別途MSSのヘム鉄ならびに
全員で亜鉛を追加で摂取しています。
7.浄水器をミネラルが豊富なタイプに変更
(後日ご紹介したいと思っています)
そういえば、iHerbでマグネシウムのサプリとして
「にがり」のような「Trace Mineral Drops」なども
購入して試しましたが、私は続けられませんでした。
仕方なく酸化マグネシウムを飲んで、お風呂に
エプソムソルトを入れるようにしています。
エプソムソルトはふるさと納税でゲットしました!
ケイ素も最近日本での認知度も上がってきて
サプリが使えます。
実は海外では人気のサプリなんですってね。
その他に炒める際の油もサラダ油などは全廃し
オリーブ油に、サラダなどにかけるのは亜麻仁油
MCTオイルへ、出来るだけ有機野菜、
減農薬米を選ぶようにするなどもありました。
さらには子供が遅延型アレルギー検査でカゼイン
陽性だったこともあり、我家からは乳製品が
消えました。
腸内環境のことも考えて小麦製品も極力排除。
ついでにカフェインフリー、アルコールフリー
といきたいところですが、私には無理です。。
控えてはいますが、そこまでストイックには
なれません。
だって
「元気になって、人生を楽しむ」のが目的ですし、
食べることは多くの人にとって人生における
大きな楽しみだろうと思うのです。
時にパスタを食することだってしています。
アルコールも食事をより楽しいものにして
くれます。
なんて、言い訳しながら取り組んでいます!
この食品を選ぶ際に参考になるのが、今回
冒頭にご紹介した「食品成分表」です。
オールカラーで400ページにも及ぶ上質紙の
本で、たったの800円です。
写真も多くて図鑑でもあります。
時々ぱらぱらと眺めながら、今度
この食材を試してみよう!
ふりかけに使えないかしら?などと
暇なときに思い巡らせています。
これはおすすめです。
さらに、有害重金属測定レポートが下記です。
オリゴスキャン測定:¥16,500/1回
有害金属の蓄積:
アルミニウム、銀、バリウム、ベリリウム、
ビスマス、カドミウム、水銀、鉛
アルミニウムは我家ではアルミの
調理器具は無いので、食材に含まれるものや
包装に使用されているものからの食材などへの移行
(缶詰や缶ビール、缶チューハイ)の影響だろう
と思われますが、現代人に共通する現象のようです。
カドミウムはよく知られているのは玄米。
但し高濃度のものは流通はしていない
でしょうから、これら重金属の蓄積は私の身体の
排泄障害に起因するのであろうと思います。
調べるならドクターズ・データ社の
毛髪ミネラル検査で排泄障害の有無をチェック
でしょうか?
水銀はマグロなど大型魚を控えること。
魚は手のひらサイズまでを原則として、
あとはサケなどの短命魚。
(水銀蓄積も少ない)
やっぱりメタロチオネインにもっと働いて
もらう必要があるのだろうなと想像しています。
重金属ストレスがかかる
(水銀やカドミウムが体内に入ってくる)と
肝臓でメタロチオネインが作られて、
カドミウム、金、銀、水銀、ビスマスは亜鉛よりも
メタロチオネインとの結合力(親和性)が強いので、
結合している亜鉛を切り離して、かわりに
カドミウムや水銀をくっつけることで重金属を
無害化しています。
このメタロチオネインの産生には亜鉛、システイン、
ビタミンB6、マグネシウムなどが必要と
されています。
亜鉛は鉄のように体内に貯蔵はされないので、
毎日補充しつづけないといけません。
亜鉛は本当に大切な、大切な基本の
栄養素の一つです。
メタロチオネインについて
「悪者を排除する『スーパーマン』のような
存在といえるのが、私たちの体内で作られる
メタロチオネインというタンパク質です」
と小野坂敏見教授。
例えば、毎日米を食べる私たち日本人は、
重金属のカドミウムを多く腎臓に蓄積しているが、
「メタロチオネインは、カドミウムと結合する
ことで、腎臓がダメージを受けて腎障害を起こすこと
を防いでくれているのです」
小野坂教授はメタロチオネインの持つ謎に惹かれ、
興味を示す研究者が少ない時代から、
さまざまなアプローチで意欲的かつ独創的な研究を
進めてきた。
メタロチオネインはすべての動物に存在しますが、
私たちの生命維持に必須のタンパク質ではありません。
カドミウムや銅、水銀などの毒性重金属が体内に
入ってきた時などに、それらの摂取量に応じて
自然に合成されて働きます。
メタロチオネインは普通の状態では亜鉛と結合
しているのですが、カドミウム、銅、水銀などのほうが
亜鉛より結合力が強いため、亜鉛と置き換わります。
その結果、体内に入った重金属の毒性が軽減
されるというわけです。
このようなメタロチオネインの作用は、生物の体に
備わった防御システムの一つ。
そのため、メタロチオネインは困った時に助けてくれる
非常時タンパク質とも呼ばれています。
(毒性重金属から体を守るたんぱく質
「メタロチオネイン」の謎に挑む から引用)
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測定して、評価する。
そして、その結果をもとに改善する。
何事も、この繰り返しなんですね。
OligoScann、私は検査して本当によかったと
思っています。
通常採血で亜鉛不足が判明はしていたので、
あわせてマグネシウムも不足しているだろうと
簡単に想像できることですが、ヨウ素が
かなり不足になっているとは夢にも思って
いませんでした。
そのことを知ったお陰で、改善にも取り組めます。
家族みんなで半年に1回くらいは検査して
評価をしたいものです。
非侵襲だから、子供も嫌がらないので
良いですね。
皆さん!一緒に
「若々しく、心身共に健康で長生きしましょう」
そして、「人生を楽しみましょう」
ミルディス皮フ科
村上 義之
参考