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院長ブログ

オリゴスキャンでミネラル測定

2022年03月15日

東京都足立区北千住ならびに神奈川県横浜市西区にありますミルディス皮フ科の村上です。

以前のブログでも書きましたが、日本人のみならず我々現代人の多くが
三大栄養素は充足(むしろ一部過剰)でビタミンとミネラルが欠乏した
新型栄養失調の状態にあります。

そして多くの方が糖質過多の食事などで高血糖スパイクを生じ、
その後の血糖の急降下に伴い様々な低血糖症状を来したり、
アルコール摂取なども相まって夜間の低血糖で食いしばりや
肩こりなどに悩まされたり、様々な不調に悩まされています。

そうした栄養素の不足などを元に、色々な要因(ストレス、運動不足など)も
重なって、結果として。いわゆる副腎疲労という状態になっているのでしょう、

何よりも、私自身がそうでした。

ブログ:体調管理1

鉄不足、亜鉛不足を一度検査してみませんか?

私が栄養療法に興味を抱いた理由:副腎疲労とビタミンD 

私自身の体調不良から分子栄養学を学び始め、副腎疲労、甲状腺機能低下
(基準値内ではありますが)の状態であることが判明し、
便検査(GI-MAP)で腸内環境を調べたり、リブレを装着して
2週間の血糖値の推移を見たり、各種の血液検査や尿検査、
さらにはオリゴスキャンにてミネラル測定などいくつかの検査を
実際に体験もしました。

サプリで補充しているから大丈夫と過信していた亜鉛の値すら
潜在性亜鉛欠乏症のレベル、ビタミンDは家人の勧めで
接種していたおかげで何とか46.3ng/ml。現在は自己責任のもとで、
10,000単位摂取しています(今は季節的にも春前なので)。
最低でも60~80ng/mlは保ちたいと思っています。

自分は日本人だし、結構海産物を食べているからヨウ素の欠乏は
ないだろうから、甲状腺ホルモンが低値でTSHが高めとなった
甲状腺機能低下状態は副腎疲労から発症したものだとばかり
考えていましたが、知人の先生からオリゴスキャン(OligoScan)を
紹介されて測定して以外な事実が判明しました。


何と甲状腺ホルモンの原材料となるヨウ素がかなり不足した状態だったのです。
だから甲状腺ホルモンが作れなくて、TSHが高めに出たのかと納得。

その他にマグネシウムやリン、ケイ素、クロムも不足。
全体にミネラルが標準範囲内でも低めです。

さらに、有害重金属測定レポートが下記です。

それらミネラル不足も相まって有害金属の排泄障害
(蓄積:アルミニウム、銀、バリウム、ベリリウム、ビスマス、
カドミウム、水銀、鉛)も。

上記の「日本人の栄養状態の現実」と題する棒グラフの若い女性以上に
悲惨な栄養状態だと自覚できました。
実際には食事からの摂取量からの推察数値でしょうから、
オリゴスキャンのように現在の体内の状態を表しているわけ
ではありません。

私は測定してこの状態なので、対策が急務です。

食事、睡眠、運動、ストレスなど自身の生活習慣を見直さないと
いけないと痛感した次第です。

こうした実体験から、当院は皮膚科なので皮膚疾患の治療は
当然なれど、加えて少しでも皆様が自身の栄養状態により意識を
向けてくれれば嬉しいなとの想いから、細々と栄養学を取り入れた診療
を開始したところです。

本格的な栄養外来は私にはとても敷居の高い場所でした
(全て自費ですし、初診料○万円、再診料○万円。
もちろん検査代は別途○万円など)。

私自身がまだまだ自分の治療中の身でもありますし、
知識も少ない状態です。

そのため、身の丈にあったと言いましょうか、一部の検査を除いて
通常の皮膚疾患の管理の際の採血データ+αで出来る範囲のアドバイスを
心掛けています。

しかしながら、そんな検査ででも多くの方に低フェリチン値、亜鉛欠乏症、
ビタミンD欠乏、ビタミンB6不足、蛋白不足、低コレステロール値などが
目にとまります。

こうしたことからも私自身を含めた日本人、さらには現代人全般のビタミンや
ミネラル不足に伴う新型栄養失調は深刻な状態なのだとも実感しました。

今回、自費診療とはなりますがオリゴスキャンを導入して保険の採血では
わからないミネラルの測定を取り入れようと決めたのはこうした理由からでした。

私自身、心身共に健康で長生きしたいと願っています。

当院のミッションは
「皮膚科・美容皮膚科医療を通じて地域の皆様の幸せに貢献する」
当院のビジョンは
「皆が心身共に健康で長生きし、自分らしく輝いている社会」
と定めています。

ここ最近私が感じていることとして、「若々しくて、妙に元気な高齢者を増やしたい」
という目標があります。

それこそが当院が目指すべきSDG’s(持続可能な開発目標)では
ないかと思っているからでもあります。

美容や皮膚科治療を通じて若々しく元気な高齢者が若者に混じって
社会で活躍している光景が街に溢れることを夢見ています。

どこまでこの目標に役立てるかはわかりませんが、皮膚科領域だけにとどまらず、
心身共に健康で長生きして頂きたいとの思いから分子栄養学に取り組んだり、
水素点滴や吸入、糖化度を測定するAGEリーダー、体内のミネラル・有害金属を測定する
オリゴスキャン、さらには尿中バイオマーカーで身体の酸化度を測定する機器などを
導入することとしました。

皆様の全身の健康維持に活躍してくれることを期待しています。

*サービス提供は20224月以降を予定しています。

医療法人社団 精華会
ミルディス皮フ科 村上 義之

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付記

「OligoScan(オリゴスキャン)開発の原点」国内販売メーカーHPより

『OligoScan』は、「簡便」に「短時間」で「非侵襲的」に測定を
することを目的に開発されました。

ミネラル及び有害金属は生体内において主に組織中や脂肪細胞で
その役割を担ったり阻害していることが知られていることから、
従来であれば「組織生検」がゴールデンスタンダードといえます。

しかしながら、実際に組織を切り出しサンプリングすることは侵襲的であり、
また分析方法としてはICP-MSなどの大型の機器を用い、煩雑な手技と時間を
かけて分析することは容易ではありません。

現在ではより侵襲性の低い方法として、爪・毛髪・尿や血液などの
測定が開発されています。
それぞれの特徴として、爪などは排泄器官である為「過剰なもの」
「不要で排泄されたもの」「吸収されなかったもの」などが挙げられます。

血液検査では「通行量(吸収・排出される過程や過剰で漂っている状態)」など
が考えられます。その為、一概にそれぞれの分析結果が相関するとはいえません。
目的に合わせて様々な角度から特徴を捉えた測定方法を選ぶことが重要といえるでしょう。

 『OligoScan』では、原点である「組織生検」とのデータの相関と簡便かつ
非侵襲的に測定することを目的にルクセンブルクで開発されました。

OligoScanは光学的な測定方法を用いることで、非侵襲的に測定を行ないます。
手のひら4ヶ所に光を照射し、各種ミネラル及び有害金属の特徴的なスペクトルを
独自の特殊なスキャニング技術を用いて測定し、そのデータはインターネット経由で
ルクセンブルクの開発元の膨大なデータベースを元に解析され、
その場でレポート化されます。